会議録 本会議 一般質問 2023年12月8日

苫小牧市  令和 5年 第4回定例会(12月)  12月08日-02号

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◆1番議員(志方光徳) それでは、通告に従いまして質問してまいります。

 半導体産業及び大規模データセンターの本市への進出の動きにつきまして、これを苫小牧地域のみならず、国家的、国際的な大きな潮流の変化の中にあるものと認識しております。苫小牧にとっては、苫小牧港開港以来の大きな大きな節目の時期にあるといえるでしょう。ポテンシャルは、形にしてこそ意味があるものです。JR苫小牧駅南口を降りると、駅舎も含めて、廃ビル3棟がお出迎えする状況は約10年にわたって変化がありません。チャンスの神様に後ろ髪がないとよく言われますが、この決して逃してはならない千載一遇の機会、これを、ポテンシャルを実感できる中心市街地をつくっていかなければならないと思っております。

 その上でお尋ねいたします。定められた駅周辺ビジョンですが、今年度の進捗について教えてください。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 駅周辺ビジョンにつきましては、今年度におきまして、駅周辺ビジョンを具体化する事業計画の策定を進めているところでございます。駅前再開発の方向性としましては、旧サンプラザビルを含む駅前全体の再整備として、公的機能の整備も含めて、民間資金の投入も検討しつつ、解体と開発を進めてまいりたい考えでありますので、この考え方に基づく具体的な内容を事業計画として整理をしているところでございます。

 これまで関係者との協議や事業者へのヒアリングなどを行いながら事業計画策定に向けた作業を進めておりますので、今年度内に可能な限り具体的な内容をお示しできるよう、引き続き事業計画の策定に向けた作業に鋭意取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 苫小牧市のウェブサイトにおいても公開されております駅周辺ビジョン完成版という資料の中には、本年度は基本計画の策定と実証実験等々、様々な文字が並んでおります。よい計画が上がってくることを大いに期待しております。

 さて、駅周辺ビジョンの中では、来年度事業者の募集、選定とありますが、予定どおり行うのか、これを教えてください。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 来年度に予定しております事業者の募集、選定につきましては、今年度において策定を進めております事業計画の進捗に応じてスケジュールが見通せるものと考えているところでございます。

 現時点の考え方としましては、事業計画において、民間事業者から提案をいただくため、ベースとなる事業スキームや配置等の考え方を整理し、広く民間事業者の意向をお聞きした上で、募集、選定の手続に進んでいく流れを想定しているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 この駅周辺ビジョンというのは、官民連携、行政のみならず民間との連携というのが非常に重要なものだと認識しております。先日、総合開発特別委員会の視察で訪れました呉市においても、民間事業者との調整、ここが非常に難しいものだという話を、そしてそれが固まるとどんどん進んでいくという話をされておりましたので、これも大いに期待しているところでございます。

 そして、駅周辺ビジョンに示した将来の最終的な完成年度はいつをめどとされていますでしょうか。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 駅周辺ビジョンにおけるハード整備につきましては、旧バスターミナルからJR苫小牧駅、旧サンプラザビル、南側の2層式駐車場までを含む約3ヘクタールの再整備について、全体事業として解体と再開発を行う考え方をお示ししているところでございます。

 現時点におきまして完成年度をお示しすることは難しいところでございますが、事業計画におきまして可能な限り見通しをお示しができるよう、作業を進めてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 やはり今回の駅周辺ビジョンというのは、予算と計画、これを1から10まで行政が主導するというところではなくて、民間事業者の力を合わせること、これが非常に重要なものだと認識しております。まだまだこれからの要素も多いと思いますので、そして、やる内容が非常に多いので、ここが完了、いつになったら出来上がるというのはなかなか示しにくいというところ、ただ、これは一方で市民の皆様が多く気にしているところだと思いますので、行政と民間事業者それぞれの強みを生かして、よりよい苫小牧の未来がつくられることを強く期待しております。

 さて、駅周辺ビジョンの資料中には、来年度、旧サンプラザビルの解体工事、そして解体工事着工、来年度以降、解体工事完了という表記があるのですけれども、たくさんの内容を含んでいるこの駅周辺ビジョンにおいて、旧サンプラザビル解体の位置づけについて教えていただけますか。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 駅前再開発の方向性としましては、旧サンプラザビルを含む駅前全体の再整備として、公的機能の整備も含めて民間資金の投入も検討しつつ解体と開発を進めたい考えでありますので、事業計画の策定を進める中で具体的な内容について現在整理を行っているところでございます。したがいまして、旧サンプラザビルの解体につきましては、解体後の再整備を見据えた上で予算化すべきというふうに考えております。

 さらには、国の補助金等の活用も視野に入れることが必要となりますので、駅前全体の再整備において最適な方法を選択してまいりたいと考えてございますが、まずは旧サンプラザビルの解体については優先して着手すべき事業であると認識はしているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 旧サンプラザビルは優先的に解体着手すべきという認識、これは非常にありがたく感じております。スクラップ・アンド・ビルドという言葉がありますが、スクラップの後にビルドが来ますので、スクラップなくしてビルドがございませんで、スクラップから新しい時代が始まることを期待したいと思います。

 さて、そこでそのスクラップ、市の解体費の考え方と来年度の予算への解体費用の計上時期等々含めた今後のスケジュールの考え方について教えていただけますか。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 旧サンプラザビルの解体につきましては、解体後の再整備を見据えた上で再整備全体の費用と併せて予算化すべきものと考えてございます。したがいまして、来年度予算への解体費用の計上につきましても、今年度策定します事業計画の進捗に合わせて検討すべきとの考え方でございます。

 今後のスケジュールにつきましては、駅周辺ビジョンにおいて大まかなスケジュールをお示ししておりますが、今年度の検討内容も併せて今後の作業を整理し、来年度以降のスケジュール感についても改めてお示しができるよう、作業を進めてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 この示されるスケジュール、私も含め多くの市民が期待していると思いますので、作業を頑張っていただければと思います。

 ただ1点、ここに懸念として、結構大きな事業、いや、かなり大きな事業でありますので、この事業費全体が見えていないというところがあるのですが、この規模の想定、9月議会でも聞いて、なかなか難しいということもあったのですけれども、改めて事業規模の想定があれば教えていただきたいと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 全体の事業費につきましては、事業スキームや全体配置、施設のボリュームに加えまして、民間投資や公共機能等々、複数の要素を併せてようやく見えてくるものと考えているところでございます。

 市としましては、過剰な投資を避けなければなりませんが、一方で、町の顔としてふさわしい駅前を再構築することも重要でございます。昨今の建設費高騰などの不確定要素もありますことから、様々な観点を総合的に判断した上で事業規模につきましてはお示ししたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 よかったです。町の顔としての認識が全く変わっていないということは、ここは安心しておりますし、やはり総合体育館も含めて建設費の高騰とか、あとは、それから先ほどもお伝えしたのですけれども、民間事業者あっての話になりますので、そこはまだ出てこないというところもあると思います。この部分が皆さん、市民も含めて非常に気にしているところですので、そういった事情もしんしゃくいたしますので、引き続き進めていただければと思います。

 ところで、この場合、現時点で事業費全体が見えないという中で質問するのはちょっと難しい話なのですけれども、市の負担はどのくらいと考えているのか、これがもしあればちょっと伺いたいと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 市の負担につきましては、現時点でお示しすることには至っておりませんが、駅前において必要な公共機能を適正な規模で配置することを見極めた上で負担規模を導き出したいと考えているところでございます。

 一方で、民間投資が期待できる要素を追求することに加えまして、補助金等の活用も最大限に考える必要がございますので、市の負担規模につきましては慎重に検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 この民間投資が期待できる要素を追求する、ここがこのプロジェクトのすごく重要なところだと思っています。その上で市の負担はまだ明確にできない、これは分かりますので、あえて突きません。

 では、次の質問に行きたいと思います。この全体の財源の中で利用できる国ですとか道の補助というものは何かお考えがあるか、教えてください。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 国や北海道の補助金につきましては、ハード整備に関するものやソフト事業に関するもの、さらには解体に関するものなど複数のメニューがございます。

 市としましては、財源確保の観点から、これらの補助金等を最大限に活用してまいりたいと考えてございまして、北海道開発局や北海道に対し、今後のスケジュール感も含めて、様々なパターンを想定しながら協議を行っているところでございます。

 補助金等の活用につきましては、時期を逸することなく協議や申請を進める必要がございますので、引き続き庁内の関係部署とも連携を図りながら可能性を探ってまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 様々な財源的な可能性も模索しているというところで、目玉焼きでいったら焼き始めたばかりなのかなと思っています。なので、ここであえて、今非常にデリケートな局面であるので突くことはしないでおきたいと思いますが、多くの市民が、そして先ほど冒頭で申し上げたとおり、苫小牧に進出を考えている企業にとって、駅前を見て、活力ある町だなというふうに感じてもらえるようにしていくということ、これは非常に重要ですので、原課、担当の皆さんが非常に頑張っておられるのは私も承知しておりますので、引き続きお願いしたいと思います。

 さて、今までは事業全体の話だったのですけれども、ちょっと中の各論的なところの話をしたいと思います。

 計画から作業までを行政主導ではなくて官民の連携を持って進めているということになっているのですけれども、苫小牧市民や民間の団体についてとの連携はどんなふうに今進んでいるのか、教えてください。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 駅周辺ビジョンにおいては、お示しをしたソフト事業として、フォーラムやワークショップ、イベントなどを通じて、主体的に駅周辺に関わっていただける方を増やす取組を続けているところでございます。

 本年11月に開催しましたまちづくりフォーラムには、3名の出演者をはじめ、会場には70名以上の方に参加をいただいたほか、3回のワークショップには各20名程度、夏と秋のイベントにおいても複数団体が連携するなど、多くの方に参画をいただいているところでございます。

 このような取組を通じまして主体者が増えることにより、今後の中心市街地において、イベント等の活動の場としてだけでなく、民間事業者の進出の機会にもつながるものと考えておりまして、今後の活性化につながる動きとして期待をしているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 私も可能な限り参加するようにしているのですけれども、非常に多くの市民が、この苫小牧の町の未来像について語っているのを見て、よい流れが来ているのかなと感じています。今後も引き続き当たっていただければと思います。

 ただ、一方でちょっと懸念なのが、こうやって多様な意見というのが出てきてしまいますと、船頭多くして船山に登るという言葉もあるわけで、活発な議論の中で様々な意見が出てしまうと思うのです。その様々な意見について、どのように吸い上げて、次年度以降にはどうやって反映していくのか、このお考えについて教えていただければと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 市民の皆さんや団体の皆さんからいただいた御意見につきましては、今年度実施しましたソフト事業の結果として整理してまいりたいと考えているところでございます。

 また、整理した意見につきましては、今後の駅周辺ビジョンの具体化に向けた動きにつながるものでございますので、次年度以降の取組に対する検討材料として活用してまいりたいと考えてございます。

 次年度につきましても、引き続きフォーラムやワークショップ、イベント等を継続する方針でございますので、これらの検討結果を常に次につなげ、各事業の内容を充実させてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 町の人の生の声を聞いて民間事業者とともに取り組むという点において、従来よりも非常に民主主義的なまちづくりの手法だと思います。新たな苫小牧をイメージして、多くの人とそれを共有して、すてきな苫小牧の未来をつくっていただきたいと思います。私も頑張って一緒に参加したいと思います。

 それでは、冒頭で申し上げました半導体産業進出など新しい産業界の好機をどのようにこのまちづくりにおいて捉えているのか、教えていただきたいと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 総合政策部長。

◎総合政策部長(町田雅人) 都市再生コンセプトプランにおきましては、産業界を含む様々な事案がもたらす本市にとっての好機をどのようにまちづくりに結びつけていくかについて、本市の成長戦略の方向性としてお示しをしているところでございます。

 駅周辺ビジョンにつきましては、都市再生コンセプトプランの考え方をベースにしておりますので、駅前につきましても、半導体産業の進出など、本市にとってプラスとなる要素をできる限り享受できる取組を続けていく考えでございます。

 今後につきましても、ダブルポートシティの特性を生かした成長戦略を実現するために、策定した都市再生コンセプトプランの考え方や方向性を堅持し、様々な動きがある中で、機会やタイミングを逃すことがないよう、積極的に取り組み、環境と産業が共生する持続可能な都市の実現を目指してまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 今議員という立場になりまして、このまちづくりの話の実際細かい部分のお話が聞けるようになりましたので、市民の皆さんとの感覚のそごをできるだけ埋められるようにしていきたいと思いますので、また、日々まちづくりにおいて市民との連携、民間事業者等の声かけ、そういったところで尽力されているのは十分承知しております。引き続き頑張っていただきたいと思います。

 続きまして、防災協定についてに移りたいと思います。

 池田議員の質問でもあったのですけれども、備えるフェスタ2023についてでございます。開催の経緯について教えていただきたいと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 市民生活部長。

◎市民生活部長(野見山慎一) 備えるフェスタにつきましては、本年4月に一般社団法人苫小牧タウンマネジメントから御提案をいただいたものでございます。当該法人は、設立趣旨で、苫小牧市の様々な課題を解決し、希望に満ちあふれた未来を創造するために苫小牧市に係る民間の力を結集するとしており、その課題の一つに防災を掲げ、市民が防災、減災に触れ、備えを強化、再認識するための機会としてイベントを開催するとの御提案でございました。

 本市としましても、市と民間法人との協働の視点から共催として支援をすることとし、従来から開催しておりました消防フェスティバルとも連携し、11月5日の津波防災の日を念頭に、11月4日に開催をしたところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 予算が決まってしまった後の4月に声かけをされて、その中で一緒に取り組んだというところで、非常にフットワークがよかったのかなと感じております。

 その上で、苫小牧市として今回のイベントに対する市の認識を教えていただいてよろしいでしょうか。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 市民生活部長。

◎市民生活部長(野見山慎一) 本事業につきましては、当該法人として防災に関する初事業であったこともありまして、当該法人の主体性発揮を基本としつつも、危機管理室を中心にした市関係部署との協働体制を構築しまして、結果的に官公庁や企業、団体など41機関の御協力の下、約6,000人の方々に御来場いただきました。

 また、一人一人の備えの強化と、日常的なつながりの大切さをコンセプトに、子育て世代や東日本大震災、胆振東部地震を経験していない世代など、これまで防災への関わりが少なかった皆様に多く足を運んでいただいておりまして、防災を考えるよい機会になったものと認識をしているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 本当に会場はにぎわっておりまして、よいきっかけになったのだと思っております。今回、初めての開催だったと思うのですけれども、市から補助金とかそういった予算措置というのは、さっき池田議員も質問されたのですけれども、あえて確認も含めて教えてください。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 市民生活部長。

◎市民生活部長(野見山慎一) 当該法人は本年4月に設立をされておりまして、イベント開催の御提案をいただいた当初の協議におきましては、基本姿勢として当該法人の趣旨に賛同する企業や団体の協賛金のほか、イベントでの出展料を原資とする考えが示されていたところでございます。

 しかしながら、協議の過程におきまして、活用可能な公的補助の御相談のあったとことから、関係部署と協議の結果、北海道の地域づくり総合交付金の活用を北海道と調整したところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 非常に機動的な、冒頭申し上げましたけれども、4月に話があってから、その中で道の補助金を取ってこられたということは、ここは非常にフットワークが軽く、よかったのかなと思います。こういった動きの中で、今後、継続的な開催も含めて市としての考えを聞かせていただければと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 市民生活部長。

◎市民生活部長(野見山慎一) 本市としましても、本イベントを通じまして市民の皆様が楽しみながら防災を考えるきっかけになったものとを捉えておりまして、行政と民間との協働により地域防災力の向上が図られた好事例の一つと認識をしております。

 今後の事業継続につきましては、イベント開催に係る当初の趣旨から、まずは当該法人の御意向を確認する必要がございますが、北海道の地域づくり総合交付金が最大3年間活用できることを前提に、今年度の課題を双方が検証し、本市としても息の長い事業になるように財政支援の必要性を含めた方策を検討していく考えでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございました。安心しました。

 私も実は危機管理関係の産業に従事しておりまして、防災の展示会というのは非常に興味を分かりやすく惹きつけられるのです。そこに実際の物がありますので、こういったイベントというのが苫小牧で行われて非常に意義深かったのかなと思いましたので、もちろんタウンマネジメントさんの意向があっての話にはなると思うのですけれども、そういった新しい形の防災の意識づけ、そういったイベントの形を助けてあげられたら、これはとてもすばらしいことかなと思いますので、引き続き対応をお願いしたいと思います。

 さて、ちょっと話は別な方向といいますか、防災行政の別な方向に参ります。

 通信会社の通信障害が発生しまして、市立病院を含めて電話回線が影響を受けるという事態が発生いたしました。ここ数年、携帯電話会社複数社それぞれで結構大規模な災害が発生しているかと思います。背景にあるのは、システムが非常に難しくなってきているというところで、安全性が担保できにくい側面もないではないというところなのですけれども、今年6月の初めての定例会において市が運用しています移動系の防災行政無線についての質問を行いまして、平時からの運用試験的な取組を行ってはどうですかねという話をしたのですけれども、その後の取組状況について教えていただきたいと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 市民生活部長。

◎市民生活部長(野見山慎一) 移動系防災行政無線の平時からの運用につきましては、例年の取組としまして、学校の夏季休業期間を活用し、避難所運営を担当する職員に対して無線機の使用方法の確認及び通信試験を行ってまいりました。

 また、本年11月には、本市と北海道産業資源循環協会とで行われました災害廃棄物の受入れ訓練におきまして、トランシーバー型の無線機を使用しまして移動系防災行政無線網で連絡を取り合うなど、機会を捉えて活用をしているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 移動系防災行政無線に関しましては、自ら営む系統、自営系と言われる無線システムでありまして、ほかの携帯電話とかネットワークの大規模障害が起きたとしてもきちんと動作するものでございますので、こういったものを積極的に活用できる環境をつくっていただきたいなと思っています。

 金額も決して安くはないのですよね。安くはないのですけれども、値段だけではかれない部分というのはあると思うのです。特にこの防災、危機管理という側面においては。ですので、整備したからにはフル活用していただきたいと思っています。

 それで、改めまして、有事に移動系防災行政無線、これを円滑に利用できるように、さらには全庁に周知して、平時からの利活用について訓練するというようなところ、車載系の話がちょっと先ほどなかったので、今後のお考えがあればそれを伺っておきたいと思います。

○議長(藤田広美) 答弁を求めます。

 市民生活部長。

◎市民生活部長(野見山慎一) 移動系防災行政無線につきましては、災害等で電話回線が使用できない事態における通信手段確保を念頭に整備をしておりまして、平時から職員において操作方法の習得をしておく必要性はあるものと認識をしております。

 この間、避難所担当職員など一部の職員に対して説明や周知を行っているところではございますが、さらに多くの職員が無線を活用できるよう、改めて無線の使用方法を全庁的に周知をするとともに、平時及び各種訓練での活用を進めてまいりたいと考えているところでございます。

○議長(藤田広美) 志方光徳議員。

◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。

 先ほどの駅前の話と同じで、私も実は結構しつこい人間ですので、今後とも、防災行政無線が利活用されるように見ていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 今回、うちの金澤議員もお伝えしておりましたとおり、市長不在の中、このように公務を一生懸命遂行され、そして、このような議会に臨まれたこと、職員の皆様、部長職の皆様を含め、非常に感謝申し上げております。今後とも、困難な状況もあるかとは思うのですけれども、私どもも協力できる中は協力しながら、よりよい苫小牧、今このポテンシャルを形にできる時期に差しかかっておりますので、よい町をつくっていきたいと思います。

 私の質問は、以上でございます。

○議長(藤田広美) 以上で、志方光徳議員の一般質問は終了いたしました。

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