本会議 本会議 一般質問 2024年6月13日
苫小牧市 令和 6年 第6回定例会(6月) 06月13日-01号
◆1番議員(志方光徳) では、通告に従いまして質問申し上げます。
初めに、駅前再開発についてお尋ねいたします。
先日、新聞報道がありましたとおり、基本合意がなされた旨が出まして、様々な声が聞こえてまいります。苫小牧駅のホームを降りて南口に行けば真正面に廃ビルがあって、右側の駅ビルは閉まっている、左側の旧バスターミナルは廃墟然としているという、名ばかりハイポテンシャルシティというそしりを受けたって言い訳ができないような状況が長らく続いておりました。この、時が止まったような事態から一歩前進したということについては前向きに評価したいと思います。
ただ、それはあくまでも止まった時間が動いたということに対しての評価です。私は駅前育ちなので、株式会社サンプラザの地権をめぐって、表には出てこない義理と人情のたくさんのエピソードを聞いてきました。結果として今回、三方一両損的な大岡裁きがなされなかったということについては非常に残念でならないという気持ちでおります。
10年前に、株式会社サンプラザの破産後に、速やかな解決を目指すという市の言葉を信じて、あるいはその思いを酌んで、町の発展のためになるならばと自分の土地を市に無償で寄附してくださった旧サンプラザビルの元地権者の方々、そして駅前の活気ある姿を待ち望んだ市民を含めた多くの人々にとって、10年という歳月はあまりにも長かったと言わざるを得ません。
それを踏まえた上で、今回の基本合意について、市の受け止めはどのように感じておられるのか、教えてください。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
木村副市長。
◎副市長(木村淳) 今回の駅前再整備に係る合意につきましては、今後、協議をする中で具体的な内容を決めていくことにはなりますが、まずは駅前問題の解決に向けてスタートラインに立つための一歩であるというふうに捉えているところであります。
旧サンプラザビルに関して心配をしていただいた市民はもとより、無償譲渡いただいた権利者の皆様にとっても最善の選択だったと思っていただけるよう、当初の寄附の目的であります今後の駅前の発展、にぎわいづくりを進めることがこれからの市の責務であると深く考えております。
結果として10年が経過し、長い期間、駅前が当時の姿を残していること、これは市民の皆さんにも申し訳ない思いでありますけれども、この期間を無駄にしないよう、緊張感を持って次のステップにつなげてまいりたいと考えております。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
10年という歳月は、小学6年生が中学に行って高校に行って、人によっては大学に行って社会人になるだけの長い時間なのですよね。子供の頃、私が見ていた駅前というのはずっと元気だったのですよ。10年間、やはりあの姿を残してしまったというのは非常に大きな責任があるのかなと感じます。
では、市が何もしていなかったのかといえば、現在の市の担当者も都市再生主幹ですか、昔の担当、まちなか再生主幹、歴代の方々も、はた目に見ていても気の毒なぐらい一生懸命働いているのを私は見ていました。
ただ、そうなると、上場企業で現場がどれだけ一生懸命頑張ってもプロジェクトが10年間ゴールしないという話になったら、本来、担当役員なり社長の辞任、解任の話の一つも出てくる話だと思うのですよ。10年前に旧サンプラザビルの地権者が、苫小牧の町の発展に理解がある個人や企業ではなくて、もし仮に旧財閥系とかすごく大きいディベロッパーが地権者だったら、こんなふうに権利集約ってスムーズに進んだのだろうかと。
その上で、今回こういうような形の流れというのに対して賛同されるような流れがあったのだろうかと。こう考えると、これってどうも何か相手を見て対応を変えているような感じもするのですよね。部長の御答弁の中でも、土地を寄附してくださった元地権者について触れてくださっているのですけれども、市に土地を寄附してくださった方々というのは、土地とともに苫小牧の未来を市に託したのだと改めて御認識いただきたいですし、そしてまた、結果として、市民はもちろん、町を訪れた方々にも10年間寂れた駅前を見せ続けた責任も、やはり同様に重いものだと御認識いただきたいと思っています。
では、その重い責任にどう応えるのかと。応えるってどういうことなのだといえば、苫小牧の東西南北、端から端まで、町全体が豊かでわくわくできるようにポテンシャルを形で見える駅前にしていくことなのではないのでしょうか。元地権者の方々が腹の立つ流れもあったら、こんなすてきな駅前になったのだったら寄附してよかったのではないかなと思っていただけるような駅前をつくることなのではないかと思います。
岩倉市長は、これまでもスピード感というものを大切にされて市政に取り組まれてきたかと思います。基本合意をする前だったら、まだいろいろな調整もできたかと思うのですが、基本合意が進んでしまった以上は、先ほど緊張感という言葉もありましたけれども、緊張感、そしてスピード感を持って進めていただくようにお願いしたいと思います。
先ほど首藤議員の質問の中で、基本合意の内容についてのお話がございました。これは整理してみると、いずれも全て再整備する区域の中の土地の中の話で、株式会社エイチ・アール・ネットとは市が持っている土地を交換しますよと、協議するということですよね。さらに大東開発株式会社とは3つ内容があって、1個目が大東開発株式会社が持っている土地を市に渡しますよ。そして、市が持っている同じくらいの土地を大東開発株式会社に渡しますよ。3つ目が、大東開発株式会社が手に入れた土地をどんなふうに開発するかについて、この3つを市と協力して検討していきますよという話だと理解しました。
株式会社エイチ・アール・ネットにしろ、大東開発株式会社にしろ、それぞれ誠実な方々だとは思いたいのですけれども、何となく分筆とか、何となく売却とか、また、地権が訳の分からないことになってしまうとか、えたいの知れない方が、地権者が出てきて話が前に進まないなんてことは絶対にないように、これは、条件付の譲渡を含めて、市がきちんとその先の未来についてグリップできるような体制の御検討をお願いしたいと思います。
そこで、駅周辺ビジョンなんかで民間事業者の投資を呼び込むということがよく出てきたと思うのですけれども、大東開発株式会社は今回の駅前の再開発の実施主体となるのでしょうか。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(町田雅人) 基本合意におきまして、大東開発株式会社は、居住人口の増加をはじめとした役割に配慮して、町並みや周辺環境と調和した事業内容を市とともに検討することとしてございます。
今後、民間事業者を選定し、その事業者とともに基本計画を策定する過程において具体的に協議をすることになるものと考えておりますが、実施主体の一事業者として、再整備の方向性に沿った、市民に還元していただける投資を期待しているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
実施主体になるということですね。
この基本合意、基本的な話だと思うので、しようがないのかもしれないのですけれども、検討するとか協議するというような文言が多いように感じられるのですが、この合意というものは拘束力はあるというふうに捉えていいのでしょうか。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(町田雅人) 大東開発株式会社との基本合意におきましては、再整備において目指す町並みや周辺環境と調和した事業内容を市とともに検討することとしてございます。
長い間の交渉の結果、ようやく合意点を見いだし、合意書を交わした事実は両者とも重く受け止めておりますので、今後は着実に再整備が進むよう、協力して検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
法律の世界のことわざで、パクタ・スント・セルウァンダというのがあるのですけれども、これは合意は拘束するとか合意は守られなければならないという意味なのですけれども、この精神は日本の国内法においては民法の1条2項のいわゆる信義則の条文になっています。ですので、約束事というのはお互いに誠実に果たさなくてはなりません。宇宙の誕生から現在までのスケールで考えると10年というのはほんの僅かな瞬間かもしれないのですけれども、ただ、町のことを考えて土地を寄附された方々ですとか、あとは元気な駅前を早く見たいと思っていた市民の皆さんにとっては一日千秋の思いで過ごした10年間なのですよ。それだけの歳月を経て、ようやく交渉のテーブルに着いてくださった大東開発株式会社ですから、万が一にも億が一にも基本合意の文言の定義だの解釈だのをめぐって異を唱えるとか、そんな不誠実なことは絶対になさらないだろうと信じられる心清らかな人間になる努力を私はしていけたらいいのになと思っています。
うちは、幸い妻が物好きなおかげで夫婦仲はいいのですけれども、世の中、結婚に合意してから神様、仏様の前で永遠の愛を誓っても別れてしまうことは多々あるとは思うのですよ。ただし、今回の駅前再整備においては物別れも膠着も停滞も絶対に許されないのですよ。もう10年たってしまっていますからね。
ここまでのことを考えると、やはり時間がかかってしまっているので、早く動かさなければいけない。そして、財産権の内容は公共の福祉に適合するように法律でこれを定めると憲法に書いてありますし、民法の1条1項で私権は公共の福祉に適合しなければならないと定められているわけですね。そして、土地収用法や都市計画法では、公共の福祉のために必要な土地なのだったら補償は前提になるけれども強制的に行政がその土地を確保できる法体系になってございます。
ようやく交渉のテーブルに着いてくれた相手方を、最初から悪者扱いするなんて、それこそ信義則に反するから私なんかにはできないのですけれども、まずは相手を信じて、ちゃんと前に進むように願うしかない。
とはいえ、台風も地震も起きないように願うことと、起きたときに備えることというのは別な話でございますので、見解の相違なんかで事が前に進まないなんてことになったときには、公共の福祉のために行政が行使し得る全ての法令上の権限を用いるプランBについても備えていただくように強くお願いいたします。
それでは次は、スケジュールについてのお話をしたいと思います。
スケジュールに向けてなのですが、今回の基本合意に至った経緯、これを教えてください。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(町田雅人) 今回の経緯につきましては、市といたしまして、裁判所からの要請により、無償譲渡により権利集約を進めてまいりましたが、旧サンプラザビルが閉鎖してから約10年が経過することや、土地の所有権について司法の場において判決があったことなど、これまでと同様に協議を継続した場合に問題解決へとこぎ着けることは難しいものと判断をしたところでございます。
10年前とは様々な状況が変化している中、旧サンプラザビルの再開発に限らず、市として駅周辺の再開発に向けた考え方を示すことがにぎわい創出のための唯一の方法と考え、このたびの合意に至った地権者から理解をいただいたことから、今回の判断に至ったというところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
駅周辺の再開発に関する考えを示したところ、テーブルに着いてくれた。駅周辺が開発されるということになって、テーブルに着いてくれた。誠実って何でしょうかね。
では、今後のスケジュールについて、ちょっとお話を聞きたいと思います。資料を提示いたします。
これが今一般に公開されているスケジュールなのですけれども、ちょっと小さいので、まずは本年度分だけ拡大して表示します。これが今示されているものですね。さらに次、その先がこちらですね、というふうに表示されているのですけれども、改めてこの今後のスケジュールについて教えていただけますか。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(町田雅人) 駅前再整備の今後につきましては、本年3月に策定いたしました苫小牧駅周辺ビジョンに基づく基本構想でお示しをしているスケジュールに沿って取り組んでまいりたいと考えてございます。
今年度は交付金等の活用や都市計画の変更など、関係機関との協議を進めるとともに、市とともに事業を進めていただける民間事業者の公募を実施する予定でございます。
次年度以降につきましては、民間事業者を選定した後に、市とともに、より具体的な基本計画を策定し、早ければ令和8年度から事業着手を目指してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
これも事前に多少レクはいただいていたのですけれども、基本合意ができたにすぎず、どう頑張ったってこのスケジュールというのは理解しています。ただ、これをとにかく前に進めていただきたいという思いですので、どうか遅れることがないようにお願いしたいと思います。
さて、今スケジュールの中でありました事業者選定という言葉がございます。これについて教えてください。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(町田雅人) 民間事業者の公募につきましては、複数の民間事業者に対して、投資に関する意向の聞き取りや説明会の開催を予定してございます。その中で、民間事業者の意見を踏まえて公募要件を策定することを考えてございます。
駅前再整備につきましては、民間事業者からの提案に基づき、民間事業として整備することを基本に考えておりますので、民間事業者からの投資を期待するとともに、利用者にとって魅力のある区域や機能となるような提案をいただけるように取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
昨年、視察で訪れたある町では、やはり同じように民間の投資を呼び込むというところ、これについて行政の側が大変苦労されたというふうに聞き及んでおります。骨の折れる仕事だとは思うのですけれども、みんなみんな待っていますので、何とかちょっと前に進めていただければと思います。
そしてもう一個、今、駅前で歯を食いしばって頑張っている事業者さんですとか、ずっとずっと期待して待っている市民の皆さんの声も、この事業者選定の過程において取り組んでいただけるように、反映していただけるように御配慮願いたいと思います。
続いて、駅前の質問の最後でございます。
3年後のテクノロジーも分からないような世の中なのですけれども、時代の流れに負けないような骨太さのある再開発にしてほしいなと思っているのですけれども、そういったところのお考えはございますでしょうか。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(町田雅人) 駅前の再整備につきましては、苫小牧駅と市民文化ホールを結ぶウオーカブルな動線を軸とする中心市街地全体へ効果を波及させるとともに、周辺エリアとの連携やスマートシティーやゼロカーボン、半導体産業の進出といった周辺社会情勢の変化など、中長期的な視点に立って検討すべきものと考えてございます。
今後につきましても、ダブルポートシティーの特性を生かした成長戦略を実現するため、都市再生コンセプトプランの考え方や方向性を堅持し、駅周辺ビジョンにおいてお示しした、創造的学びと暮らしが出会う町の実現を目指して、民間の力をお借りしながら駅前の再整備に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
うちの実家も写真屋だったのですけれども、みそ屋、しょうゆ屋がなくなったように写真屋もなくなったのですけれども、この時代というのが一番戦いにくい相手だと思うのです。なので、ここの時代に淘汰されることがないように、可能な限りの想定とデータ分析をもって取り組んでいただきたいと思います。
駅前再開発に関する質問の最後に、一つ大事な要望をしたいと思います。
苫小牧の未来のために市に無償で土地を寄附された元地権者の皆さんがいなかったら、この再整備というのは絶対に前に進まなかったものだと思っています。そういう篤志家の方々の思いと存在が時間の経過の中で消えてしまわないように、石碑でもガラスの彫刻でもサイネージでも何でもいいのですけれども、未来永劫残るように、一つこれは、駅前に何かぽつんと置くようなことを考えていただけないかなということを要望して、この質問を終わります。
続いて、お祭りの話に参ります。
お祭りは、伝統を踏襲する文化性というものと、お祭りの会場にやってきた来訪者に対するエンターテインメント性という、これは新しくしていかなければいけないものですから、コンテンツの刷新性という二律背反するようなテーマを含んでいるものだとは思うのですね。ただ、そういったものをやりながら実施していくというのは非常に困難でもあるとは思うのです。
苫小牧を代表するお祭りとして、苫小牧の町の魅力を発信していくということも重要だと思っています。脱炭素先行地域として採択されたり、あるいはデータセンターが進出されたりとか、Rapidus含め新しい動きがあるわけなのですけれども、道内においてはいろいろな取組を先進的にやっている都市だと考えています。苫小牧のお祭りでも、そういった特色や魅力を発信していくような考えがあれば教えていただきたいと思います。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 本市では脱炭素社会の実現を目指し、2021年8月に、2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指すゼロカーボンシティへ挑戦することを宣言しております。
本市が事務局を務めております港まつりでも、今年は会場内の一部電源を水素を燃料とするトヨタのMIRAIから給電し、脱炭素の取組をPRしたいと考えているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
日本全国のお祭りの起源は、大体宗教的な祭事が多いのかなと思うのですけれども、港まつりもスケートまつりも本市の特色のPRという側面がありますので、積極的に苫小牧の町の面白さを打ち出していただくようにお願いしたいと思います。
そして、ステージイベントについてなのですけれども、現状、お招きした芸能人とかであったり、あとは市民文化団体によって行われているものだと理解しているのですけれども、苫小牧市内には多くの文化的な活動をされている方がいますので、ステージイベントについて、文化的な活動の表現の場としての意味合いも非常に強くあるのかなと思います。現状の演者の選定方法についてどんなふうに行われているのかということと、現状の方法における課題の認識があれば伺いたいと思います。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 本市が事務局を務めております港まつり、スケートまつりのステージ出演につきましては、プロ、アマ問わず本市で活動している個人及び団体を基本としており、まずは前回出演していただいた方に出演意向の確認を行った上で、ステージ枠に空きが出た場合に新規出演者の募集を行っております。
年齢、性別を問わず幅広く楽しんでいただくため、文化団体に限らず様々なジャンルのステージを構成しておりますが、新たな出演を希望する個人、団体の方もいらっしゃいますので、新規出演の機会を増やすことは一つの課題でもあると感じているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
事前のオーディションなんかがあると、よりコンテンツ性が高まるかもしれませんので、ぜひ新しい取組を推進していただければと思います。
伝統とコンテンツ性についてなのですけれども、苫小牧市がどのような町なのかということを体感するイベント、スケートまつりと港まつりについてはそういう側面があると思うのですけれども、本質的な伝統の要素は踏襲しつつも、やはり時代を取り込みながら運営していく必要があると認識しています。新しいお祭り像という、何かビジョンのようなものがあればお聞かせ願います。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 今年度で港まつりは69回目、スケートまつりは59回目の開催となり、それぞれ本市を代表する歴史と伝統がある祭りでございます。
1970年の第15回港まつりから続いている市民おどりパレードや、1967年の第1回スケートまつりから続いている名物しばれ焼きなどの歴史や伝統を大切にするとともに、ステージイベントなどでは新たな要素を取り入れたり、市として取り組んでいる要素を取り入れていくなど、様々な視点で本市の特徴を生かし、皆さんに楽しんでいただけるようなイベントとなるよう、実行委員会の中で検討してまいりたいと考えております。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
お祭りが面白くない町というのはわくわくしませんから、多角的な検討を進めていただければと思います。
続いての質問に移ります。内部事務の未来対応。
こちらは、私は昨年初めて出馬、当選しまして市議会議員になりまして、一番最初に取り上げた一般質問でのテーマだったのですけれども、国が進める証拠に基づく政策立案、いわゆるEBPMと呼ばれるものです。私は人口減少が深刻化している苫小牧の未来のためにも、EBPMの考え方を積極的に取り入れて、効率的な行政運営を進めていただくということは必要なものだと考えております。
質問の際にちょっとしゃべり過ぎるぐらいに冒頭にお時間をいただいたのですけれども、ただ一方で、こういった取組というのは一朝一夕で出来上がるものではないとも思っているのですよね。長い域で取り組まなければいけない重要な課題だと思っています。昨年そういうような質問と要望をさせていただいたのですけれども、この1年間の取組をちょっと教えていただければと思います。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
総務部長。
◎総務部長(山田学) EBPMと訳される証拠に基づく政策立案は、根拠が曖昧なものに頼ることなく、統計データを分析した上で合理的に政策を考えていくものとして、本市としても取り組むべきものと認識しております。
まずは、EBPMがどのようなものか、本年2月にDXやデータ活用分野にたけた地域情報化アドバイザーを講師に招き、職員を対象とした特別研修を実施したところ、参加した職員から、DXやデータ活用の意識が生まれ身近なものになったとの声や、この研修をより多くの職員に受けてほしいといった前向きな感想が多く寄せられております。この研修のみをもって職員のスキルが求められるレベルにまで到達するものではありませんが、デジタル人材育成や確保に関する国の支援制度等の活用を検討しながら、地道な努力を積み重ね、市全体の機運醸成を図ってまいりたいと考えているところでございます。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
改革となると超人的なスペシャリストみたいな人材というのが、外からの目というのも必要になってくると思うのですけれども、それはそれとして、いわゆるリテラシーと呼ばれるようなものについては研修等を通じて、じんわりと時間をかけて底上げをしていくしかないものだと理解しています。ちょっとしつこい人間なので、まだ引き続き質問させていただきたいと思いますが、今後とも、引き続きの取組をお願いします。
続いて、行政BCPでございます。
昨年、また同じように移動系防災行政無線の日常業務での使用というものを提案させていただいたのですけれども、その後いかがだったかなということをお聞きしたいと思います。
○議長(藤田広美) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(柴田健太郎) 移動系防災行政無線の利活用につきましては、本年1月、職員向けインフォメーションにおいて、公用車へ搭載している車載用無線機の使用方法について周知を図ったところでございます。
さらに、避難所となる各学校の無線機については、毎年夏休み期間となりますが、避難所における備蓄品点検の際に避難所担当職員も同行して無線機の使用確認や発信試験を行っており、今年度も同様の取組を予定しております。
今後につきましても、有事において円滑に無線機が利用できるよう、平時からの情報提供や実地訓練などに努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(藤田広美) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) 移動系防災行政無線というのは、本当に無線は最後の通信の綱、最後の綱ですので、ふだんから使い慣れていないものは使えません。いざというときに使えませんから、可能な限り日常業務でも普及させていただくように引き続き御尽力いただければと思います。新しい部長になりましたので、手柄を立てやすいかと思いますので、お願いします。
今後とも、様々な取組のその後を追いかけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上で、私の質問を終わります。
○議長(藤田広美) 以上で、志方光徳議員の一般質問は終了いたしました。
