会議録 本会議 一般質問 2026年06月15日
苫小牧市 令和 8年 第19回定例会(6月) 06月15日-03号
○議長(松井雅宏) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
志方光徳議員の質問を許可します。
志方光徳議員。
(志方光徳議員 質問席へ移動)
◆1番議員(志方光徳) では、通告どおり質問いたします。
初めに、ホルムズ海峡関連で影響を受ける事業者への支援についてお尋ねいたします。
日本時間で、今朝6時30分頃に停戦合意の意向が発表されたところではありますが、市としてこの情勢についての受止めを教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 市内中小企業におけるホルムズ海峡関連の影響につきましては、業界団体からの御要望に加え、職員による企業訪問や商工会議所との情報交換を行いながら実態の把握に努めております。
具体的には、塗料や断熱材などの資材不足が生じている建設業や梱包資材の値上がりに苦慮する小売業、さらには、原材料の高騰を価格転嫁できずにいる製造業など、それぞれの業種で厳しい状況となっている声が届いており、こうした事業者の皆様が直面されている実態を市としても重く受け止めております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
市が単独で影響を受けている事業者に向けた支援策を検討する用意があるかどうかについて教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 現在、国におきましては、サプライチェーンの目詰まり解消に軸足を置いた対策を講じているほか、相談窓口のポータルサイトを開設しており、市といたしましても、市内の19の事業協同組合などに対し国の支援策の周知を行っているところでございます。
一方で、国際情勢に起因するこの大きな経済変動に対し、現時点で市が単独で財政支援を行うことは難しい状況でございますが、今後、国から相当額の交付金が措置される場合などには支援を検討してまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
苫小牧市の財政規模的にはそこは難しいということは承知しておりますので、適宜、国へ要望を上げるなどの措置を講じてほしいと思っているのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) このたびの急激な原材料不足や物価高騰は世界的な情勢の緊迫化を背景とするものであり、国による抜本的な経済対策や財政支援が不可欠な課題であると受け止めております。
本市といたしましては、北海道市長会などのネットワークを活用し、他自治体とも連携を図ることが重要であると認識しており、今後におきましても、地域経済の動向を的確に捉え、国が示す方針などを注視しながら必要な要望などを実施してまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
私はかねてより、我が国の憲法体系において、外交と経済安全保障も含めてなのですけれども、安全保障は国の専管事項であるというふうに捉えておりまして、地方公共団体やその議会が取り扱うには本来はなじまないものだと思っております。
ただ、住民福祉の増進は地方自治法の基本理念ですし、また中小企業基本法においても、その地方公共団体の区域という地域限定はあるのですけれども、地方公共団体に責務が課せられておりますので、また本市には中小企業振興条例もありますので、法的な枠組みはそろっていると承知しております。
ただ、やはり財政的には国の支援なくてはなかなか難しいということも承知しておりますので、やはり今まさに困っている事業者さんがあるということも踏まえまして、引き続き丁寧な対応をいただくように要望して、この質問は終わりたいと思います。
続きまして、2番目のとまこまい港まつりの市民協力の在り方についてに参ります。
とまこまい港まつりの予算のうち、市からの補助分の対前年比での増減について教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(山田学) 令和8年度予算の港まつり事業費としての市からの補助額でございますが、500万円となっており、前年度予算と比較しますと38.9%の減となっております。
これは、令和7年度の第70回記念事業費と比して385万円の増額計上をしていたことに加え、今年度から花火大会を港まつりから分離し、とまみん苫小牧百年花火事業として、450万円を別途予算計上したことによるものでございます。これら特殊要因を除いた港まつり本体の事業規模につきましては、例年と同程度となっております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
特殊要因を除けば例年並みという整理は理解いたします。ただ、例えば苫小牧の最低賃金は令和6年度の1,010円から令和7年度には1,060円と約5%上昇しておりまして、また消費者物価指数でもこの間4%から5%程度の物価上昇が起きております。
この状況を踏まえると、名目上同額の補助であっても実質的には事業規模が縮小しているとも考えられるのですけれども、歳入が爆増しているということもございませんので、行財政の在り方としては、ここは致し方ない部分でもあるのかなと理解しているところです。
さて、ちょっと今度はまた視点を変えまして、港まつり実行委員会の予算について教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(山田学) 令和8年度のとまこまい港まつり実行委員会予算につきましては3,397万7,450円となっております。
なお、令和7年度の予算額は4,320万円、令和6年度の予算額は3,686万4,000円となってございます。
先ほども御答弁いたしました花火大会を港まつりから分離し、新たに単独事業として実施することに伴う予算整理を行っていることから、予算額としては前年度を下回っておりますが、港まつり本体の事業費につきましては例年と同規模の内容となっております。
夏の風物詩である港まつりの事業規模を継続しつつ、引き続き市民の皆様に楽しんでいただける事業の実施に努めてまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
実際には厳しい予算の中で動いているということと、それから寄附によって実行委員会の予算というのが動いているというところはよく分かります。
それでは、今度は花火を除く会場の規模について違いがあるのか教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(山田学) 今年度の港まつりに係る会場としては、メイン会場である若草町の中央公園、市民おどり、マーチング、ポートカーニバル会場である一条通りから駅前通り、それに加えまして、現在、実施内容調整中であるキラキラ公園となっており、花火大会を除くと昨年同様の会場規模を想定しております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
何だかんだとなかなか難しい中でも何とか面白くしようというような努力が見えるのかなと感じます。
さて、多くの市民や企業市民の方の協力なくして港まつりもスケートまつりも成し得ないとは思うのですけれども、どのような方にどのような協力を求めているのか教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(山田学) 市民や企業、団体、町内会等の皆様につきましては、寄附、広告を含めた協賛、各種出店、ステージ出演、市民おどりやマーチング、ポートカーニバルへの参加、イベント手伝い等といった多種多様な範囲で御協力をいただいているところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
お祭りのコンテンツを決定する予算の割り振りについて、これは参考見積り等は実施しているか教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(山田学) 例年実施しているコンテンツにつきましては、参考見積りを徴収するなど、必要な経費を精査した上で予算を積算しているところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
次に、市民や企業市民に協力をする際にどのような交渉をしているのか教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
総合政策部長。
◎総合政策部長(山田学) とまこまい港まつりは、多くの市民や企業、団体の皆様の御理解と御協力により支えられている事業でございます。協力をお願いする際には、港まつりの開催目的や事業内容について丁寧に説明するとともに、それぞれの立場や状況も踏まえながら、無理のない範囲での御協力をお願いしているところでございます。
また、限られた予算の中で事業を実施していることから、協賛や人的協力など、様々な形で御支援をいただいておりますが、その際には、関係者の皆様との信頼関係を大切にしながら進めているところでございます。
今後につきましても、実行委員会と連携しながら、関係者の皆様に港まつりの意義や魅力を御理解いただき、引き続き御協力いただけるように努めてまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
まさに伺いたかった答弁でございます。これは苫小牧というか、ほかの自治体でもある事例なのですけれども、お願い事であったとしても優越的立場からの暗喩的な立場の濫用というか、あとはクリエイターと呼ばれる人、そういう方のやりがいの搾取になってしまうという。地方公共団体からのお願いがそういった方に対して結果的に準強要的なことになってしまうというような話がたまに散見されますので、苫小牧の港まつりにおいてはそんなことはないと思うのですけれども、市民の皆さんとつくり上げて何ぼのお祭りでございます。市民おどりのパレードであったり、そういったところにでも、どうしても市民の方の力はどうしても必要になりますので、よい関係を持って苫小牧の港まつりがもっともっと盛り上がっていただければなと思ってございます。
市長公約の市民総活躍のまち苫小牧を実現するためにも、苫小牧市自治基本条例の協働の理念を実現するためにも、御答弁にありましたような心構えを持って、それが伝わるように心を込めて進めていただくように改めて要望したいと思います。
市長、この項目の最後に市長からも、ぜひとまこまい港まつりに様々な形で御協力してくださっている市民、企業市民の皆さん、そして今年の港まつり、行こうかな、どうしようかなと考えている方に、港まつりへの熱いメッセージをがつんといただければと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市長。
◎市長(金澤俊) 昨年度は節目の祭りを迎えましたけれども、また新たにこの港町苫小牧が港まつりを通じても新しい一歩を踏み出すことになったと思っております。
港湾に関しては、本当に苫小牧発展の礎となり、またこれから発展の大きな要素になっていくことは間違いないと思っておりまして、そういったお祭りを我々市役所だけではなくて、議会の皆様も、そして市民の皆様も一体となって楽しみ、運営していく、こういった姿が一番望ましいかと思っております。
今回、花火をやはりよりきれいに見ていただきたいという関係者の思いから分離して行うことにはなりましたけれども、非常にいい動きだと思っております。やはり我々、自分自身が労力と時間をかけて、お金もしっかり自分たちで集める努力をしてやることだからこそ、より来ていただく方にきれいに見ていただきたいという本当に純粋な熱い思いを私も聞かされまして、今年そういったチャレンジが実を結ぶように祈念をしておりますけれども、議員もそういった関わりのある方々が多いと思いますので、一緒にこれからもお祭りを盛り上げていっていただきたいと、こう思っております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) 市長、ありがとうございます。
続きまして、地方自治体DXの進捗に参ります。
地方公共団体、地方自治体DXの推進において重点的な取組が必要な案件、それから喫緊の取組が必要な案件に関する認識について教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) 少子高齢化の加速によりまして、人材確保が難しい時代におきまして、自治体DXは単なる効率化だけではなく、将来にわたって持続可能な行政運営を行うための余力を創出する必要不可欠な取組であると認識しております。
まず、当面の課題としまして、職員一人一人にデジタルで変革をという意識とスキルを身につけること、生成AIなどのDXを進めるためのツールを使いこなすこと、そして、何より業務そのものを見直す機会を整えること、これら3つを重点的に取り組みたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
この業務そのものを見直す機会、ここが結構重要でございまして、ICTシステム、美味しんぼという漫画、アニメがあるのですけれども、これは1990年の作品だったと思うのですけれども、当時、新聞社のはずなのですけれども、机の上にワープロもなかったのですね。そこから今いろいろなシステムが乗ってきて、いわゆる人の認知負荷と言われる情報に触れて、それを処理するという負荷がなかなか厳しいところに来ているのですけれども、その中でDXというものは、本来であれば業務を効率化するためのものなのですけれども、業務自体の改善に頭を使う時間がなかったら、それはなかなかなし得ないというところがございますので、この業務そのものを見直す機会を整えるという取組、ここは非常に重要なことかと思います。
その上で、職員一人一人にデジタル活用が当たり前という意識と活用スキルを持ってもらうことということについての具体的な取組、これを教えていただけますでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) これまでもDXやデジタル活用を推進していくために、DXの代表的なツールである生成AIについて月1回の研修を行ってまいりましたが、受講後アンケートでは、質問がしづらい、自分はちょっと置いてけぼりになってしまうといった職員の実務への波及効果が低い状況にございました。
昨年の効果を振り返りまして、今年度は実務への活用をより推進すべく、今年度は、DXを自分事に、職員を取り残さないというキーワードを掲げまして、職員が気軽に参加しやすく、心理的安全性の高い研修環境を提供するため、最大10人程度の少人数制による勉強会を週1回行いまして、現場に寄り添いながら、少しずつですが着実にデジタル活用のスキルの底上げを図ることを取り組んでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
ここで心理的安全性という言葉が出てくるとちょっと思わなかったぐらいなのですけれども、本当に少人数であれば質問もしやすくて、染み渡っていくのかなと思います。それを週1回やっているということで、このまま頑張れる限り頑張っていただきたいなと思っております。
では次に、DXを進めるためのツールとして、インターネット環境の上には様々なクラウドサービスというのが、もう日々いろいろなものが、サービスが出てきているわけなのですけれども、地方公共団体のネットワークというのは3層分離というのが基本的になされていまして、そういう環境ですとその利用というのもなかなか限定的になってしまいます。
一方で、情報セキュリティーのガイドライン自体も見直されていますが、それに関連して、道庁や札幌市なんかだとインターネット側に職員端末を置くという自治体も出てきております。本市でその検討がなされているのかについて教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) 昨今のクラウド型サービスの進化は著しく、今の時代、これらを活用しないことが自治体の行政上の運営のリスクであるとまで言われております。
本市におきましても、令和10年5月に事務用のソフトウエアが契約終了となり、更新するには、物価高騰の影響を受けまして大幅な値上げの見込みがあるため、今年度からクラウド型サービスの導入を前提とした検証事業を実施してまいります。
その中で、札幌市などの事例を踏まえ、クラウド型サービスの活用やウェブ会議、テレワークの実施ができる環境、シームレスな業務システムの利用を目指しまして、利便性の追求とセキュリティーの確保の両立できる次期ネットワークシステムの環境の在り方について構築したいと考えてございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
クラウドの利用に向けて今検討中ということなのですけれども、次期ネットワークというのは、今、候補と上がっているものの概要について、これまでのものと比較してどんなふうになっていくのかと、それの導入の目標としているのはいつ頃なのかというのを教えていただきたいと思います。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) 次期ネットワークにつきましては、現在の行政専用ネットワークであるαモデルと呼ばれている名称なのですが、ある程度セキュリティーが高い環境から、特定のインターネット通信を許可するα’モデルというものの移行を目指しております。これまでとの大きな違いは、高いセキュリティーを維持したまま、最新の事務用ソフトウエア、いわゆるグーグルとかマイクロソフト365といったオフィスが使える、あるいはウェブ会議が使えるといったものになりまして、これらを切替えの手間なくスムーズに使える環境を目指してございます。
また、将来的には主要業務システムを全てインターネット側に配置するβモデルというモデルへ移行している自治体もございますので、これらの移行も踏まえながら、柔軟にネットワークの切替えを考えたいと思っております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
本当に時々刻々といいますか、どんどんネットワークを取り巻く環境といいますか、DXで何が正解なのかというのが、3年、5年で、正解というか目指すべきところが変わっていく世界なので、なかなか難しいのかなとも思うのですけれども、苫小牧市はその中でも常に結構研究しているほうの地方公共団体だねというふうな声を聞くことがございます。
今後、将来にわたって行財政にも絡んでくる部分ですので、よい検討を引き続きやっていただければと思います。
それでは、内部事務で、先ほどAIという言葉が出てきましたけれども、AIの利活用については増えているか、導入の効果なんかについて教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) 本市では業務環境で安全に利用できる生成AIシステムを昨年9月から本格運用しており、本年5月末時点ですが、利用者が563名、約45%の職員が利用登録を行ってございます。
活用の広がりとともに、利用量も着実に増加しておりまして、現在、毎月の利用文字数は6,000万文字を超える状況になっております。
導入効果につきましては、本年3月の効果測定アンケートにおきまして、利用した約9割の職員が業務時間の削減効果があったと回答しており、定性的な評価ではございますが、文書作成などで具体的な成果が現れているものと考えております。
生成AIは、職員の業務負担を軽減し、余力を創出する強力なツールであるということが実感され、今後も研修などを通じて職員の活用習熟度を高め、さらなる業務効率化と市民サービスの向上につなげてまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
この余力というのが本当に重要なのだなというふうに感じます。その上でAIが使われているというのは、これは非常に喜ぶべき時代だなと感じております。
さて、これまでも何回か出てきたところなのですけれども、庁内におけるいわゆるデジタル人材と呼ばれる人の教育体制に関する受止めと今後の予定があれば伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) デジタル人材の教育体制としましては、先ほど触れました生成AI研修や少人数勉強会のほか、国の補助制度を活用し、昨年度からDX推進リーダーを育成する研修を実施してございます。
昨年度は19名のDX推進リーダーを各部に輩出することができましたが、昨年の取組では、業務改善計画企画案を考え発表するということにとどまり、実際の実務への接続が行えないといった課題がございました。
それを踏まえまして、今年度も同じ補助制度を活用し実施いたしますが、本年受託しました事業者からは、先ほど申した札幌市や道庁などで活用されていますクラウドサービス、グーグルワークスペースを活用した実務研修も提案されてございますので、これらも実践し、より活用しながらDXに近づいた研修を実施したいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
私も個人というかでは、グーグルワークスペースを結構ヘビーに使っていまして、非常に使い勝手がいいので、これに移行できれば議会側との情報連携であったりする部分もかなり行財政的な効果も出せたりするのかなと思いますので、引き続き検証しながら、実務でどんな感じなのかなというのをお調べいただいて、今後のDX推進につなげていただきたいと思います。
続いて、統合型GISについてお話を伺いたいと思うのですが、その進捗はいかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
DX推進担当部長。
◎DX推進担当部長(早勢宣輝) 統合型GISの導入につきましては、とまこまい行革創生プランに基づきまして、令和10年度の本格運用を目指し、準備を進めているところでございます。
これまでの取組としましては、全庁的な推進を図るため、令和7年度に統合型GIS導入検討委員会を発足し、庁内でのGISの活用状況の把握、民間事業者6者からのデモンストレーションの実施、さらには導入済みの先進自治体への視察を行い、導入後の業務効率化や具体的な運用のノウハウの収集に努めてまいりました。
今後の予定としましては、今年度、システムの詳細仕様を確定させるとともに、導入に必要な財源の確保を図り、その後、公募型プロポーザル等を行い、事業者の選定、契約などを行って、令和10年度からの稼働を目指して準備を進めたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
以前にもGISについてこの場で触れたときに、藤田議員が過去に、10年くらい前ですかね、もっと前でしょうか、質問されていたところからようやくここまで動いたことを、まずこの点は皆さんの御努力を非常に高く評価したいと思っています。
統合型GISというのは、それぞれの個別の業務を推進するということよりも、個別の業務要件を満たすということではなくて、将来的な官民データ連係であったり外部システムの接続であったり、新たなサービスの追加に堪え得るようなアーキテクチャと言われるような、何というか、骨組みみたいなものでしょうか、枠組みで、かつ国際標準に準拠して、親和性の高い情報基盤として導入されないと意味がないかなと私は思っています。
個別具体の業務を足して足してというよりは、例えばエクセルで何かやるというのは、もう職員の皆さんは日常的にやっていることだと思うのですよね。GISを本当に活用していくこと、庁内の業務で使っていくということになれば、つくり込まれたものというよりは、職員の皆さんがこの業務ではこういうふうに使いたいというような用途に対応できるような仕様にしておかないと、入れたはいいけれども、もう一回入れ直しということにもなってしまいますので、ここの検討を、ちょっと釈迦に説法だとは思うのですけれども、十分に御検討いただければと思います。ほかのプロポーザルをやる場合の審査員というのですか、御覧になる部長さんにもここは把握しておいていただきたいなと思います。
この項目の総括的なお話を少ししたいと思うのですけれども、DXというのはシステムの導入自体が目的ではございませんで、これを持続可能な行政運営であったり、行政効率の向上につなげないと、要はその先にあるゴールというのですか、使って使って使いまくれる環境にしなかったら意味がないものでございます。
例えば先ほど藤田議員の質問への答弁の中でもあったのですけれども、DXを積極的に推進している地方公共団体、自治体では、窓口の処理時間というのを短縮して、オンライン手続なんかを活用したりして、窓口自体の時間を縮減して余力を生み出して、その余力を業務改善に取り組んだりというふうな時間の使い方をしているわけなのですね。時間だけではなくて時間を削るということは時間外も削れていくので、このことはDX推進室だけでは完結しませんで、働き方改革の行政経営室であったり、行財政に関しては行財政推進室というのができましたけれども、あとは窓口職場が主体となる検討事項だと思いますので、これはもう部を超えて全庁で気合を入れて取り組むところだと思いますので、ここは理事者の皆さんも含めて、チーム市役所で御検討していただくように要望して、次の項目に参りたいと思います。
駅前の再整備についてに参ります。
駅前の再整備は、デザート的に最後に理事者の方の思いを伺いたいと思うのですけれども、まず初めに、苫小牧駅前の店舗減少も含めて、現状の受止めについて伺います。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 苫小牧駅前の現状につきましては、商店街を構成する個店の経営者の高齢化や後継者不足、消費行動の変化、インターネットなどを活用した販売の増加など、様々な要因が複合しており、店舗数の減少や駅前のにぎわいに影響を及ぼしているものと認識しております。
駅前における空き店舗の解消、にぎわいの創出に向けては、新たな人の流れ、個店の魅力向上、新規出店の促進、既存店舗への支援などが必要と受け止めており、商店街や関係団体と連携を図りながら各種支援策を展開しているところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
それでは、駅前周辺の商店街の会員数の推移について教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 駅前周辺の商店街の会員数の推移につきましては、苫小牧駅前の3つの商店街振興組合における組合員数の合計で申し上げますと、平成20年度、2008年度の組合員数162者に対し、現在は組合員数が112者となっており、約30%減少しております。
なお、近年におきましては、長く営業していた店舗の閉店はあるものの、新たな店舗の進出もあることから、おおむね横ばいで推移している状況でございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
今度は今の再整備の進捗の具合と現状でのスケジュール感について教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
未来戦略担当部長。
◎未来戦略担当部長(成田晃) 苫小牧駅前再整備事業の進捗につきましては、基本計画の策定に向けて、パートナー事業者とともに民間機能や公共機能の在り方や、また、整備後のイベント等を踏まえた各機能の配置、また、市の財政負担額など様々な試算におきまして意見交換を行いながら取り組んでいるところでございます。
一方で、日本ハムファイターズファーム施設誘致の動向によりまして、民間による開発意欲や市の負担できる限度、また、スケジュールなども当初の想定から大きく変わってくる可能性もあるものと考えておりますことから、誘致が成功したことを前提にした検討も併せて行っているというところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
今、大きな分岐点があるかと思いますので、2パターン用意されるのは、これは当然かなと思っております。
その上でちょっとお尋ねしたいのですが、苫小牧市商店街の活性化に関する条例の概要、取りわけ条例の目的と理念、市の責務について教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 苫小牧市商店街の活性化に関する条例につきましては、商店街が地域のにぎわいや交流の場の創出に果たす役割の重要性に鑑み、商店街の活性化に関する基本理念を定めるとともに、事業者や関係団体等の責務を明らかにすることにより商店街の活性化を図り、市民生活の向上に寄与することを目的としております。
市の責務につきましては、商店街の活性化に必要な施策の実施に努めると規定されており、市といたしましても、この条例の趣旨を踏まえ、空き店舗活用事業や商店街が実施する各種事業への補助など、様々な支援策により商店街の活性化に取り組んでいるところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
いろいろと取り組まれているというところなのですけれども、中企庁のサイトなんかを見ますと、現在においても補助メニューがないわけではなくて、最終的な再整備の完了までに、つなぎ的な、今、空き店舗の対策とかもやっているとは思うのですけれども、何かつなぎ的なものが必要だと思うのですけれども、認識と具体的な取組について、もう少し掘り下げて、予定等があれば教えていただきたいのですが、お願いできますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 今後の商業施策につきましては、駅前再整備後における商店街のにぎわい創出につなげるためにも、新規出店の促進や既存店舗の魅力向上などの取組は必要と認識しております。
市といたしましては、市内中小企業を応援するワンストップ総合情報発信サイト、苫小牧市中小企業等サポートネットワークにおいて、国等の支援策について情報発信を行っておりますが、今後も国や北海道の支援制度について周知に努めるとともに、本市が実施する空き店舗対策等の各種支援策について、商店街や商業者、関係団体の声を伺い、社会情勢やニーズを踏まえながら必要な事業を実施してまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
今、いろいろな部というか、2つの部ですね。総合政策部と、それから産業経済部を行ったり来たりしながらお話をしていたわけなのですけれども、この話というのが駅前エリアをどう捉えるかの部分なのですけれども、その駅前再整備ということだけでいえば総合政策部になってしまうのですけれども、商業政策となると産業経済部も関わってくるところなのです。
その上で、この苫小牧の駅前というのが、皆さん最近、歩かれたことがあるでしょうか、グランドホテルニュー王子のほうの駅前中央通と、それから駅前通りですね。こっち側はローソンが閉まってしまいまして、また非常に歩くとなかなか寂しい感じになってきているのですね。駐車場とか、あと未利用地と言われるものも増えていますし、せんだっては放火がございまして、どうも聞くところによると、苫信前に赤い電話ボックスがあるのですけれども、それがどうも放火があったので撤去されるかもしれないなんていう話も、ごめんなさい、ここは未確定な情報なのですけれども、そんな話も聞こえていまして、苫小牧の顔である駅前というものをどう定義していくのか。
今あそこで仕事をしている商店街であったり、商店街に限らずなのですけれども、あのエリアに関わりがある人にとっては、再整備はすごく夢だ、ぜひ何とかやっていただきたいという思いを持ってはいるのですけれども、ただそうはいっても、それはまだ先の話と皆さん分かっているのですよね。その人たちに対して、いつか必ずかなうから、それまではちょっと焼け野原になるかもしれないけれども待っていてねという、そんな思いで皆さんはないと思うのですよ。
そこでちょっと理事者の方に、皆さん何とかする気はありますという、安心させるような、安心させるというのも、ちょっと物の言い方が失礼ですね。安心していただけるような、苫小牧市の取組として、決してあのエリアを再整備が完了するまで放置しているわけではないのですというようなお気持ちをひとついただければなと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市長。
◎市長(金澤俊) 私も公約に駅前再整備を入れておりますのは、前岩倉市長も取り組まれたのと同じく、この駅前がやはり苫小牧の顔であるということは、これからもこの先も変わらないのではないのかと私は思っているからでございます。
確かに人口の流れというのが東側にある、動いているというのが、ここもう10年以上の前からの動きだと思いますけれども、そういった中でも、この駅が結節点となって、たくさんの方が往来しているということは変わりませんし、この間オープンしたART CUBESも含めて、この苫小牧の魅力というものがこの駅前に非常に集まっている。そこに人の流れをどうつくって、にぎわいをどう創出していくかということは、これは本当に我々の知恵の出しどころだと思っておりますので、インフラ整備のみならず、ソフト面も含めて、今この旗が立っておりますが、名古屋グランパスさんも、まちなかに来たときに大変なにぎわい、歓迎ムードでお出迎えしてあげたいし、それによって市民の皆さんが駅前でいろいろな楽しい時間を過ごせるようにつくっていくのも我々の責務だと思っておりますので、非常に重要な場所であるというふうに思っております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) 市長、温かい言葉ありがとうございます。
皆さんもきっとこれで安心してくれると思いますので、今後とも駅前再整備は結構時間はかかるのかもしれませんが、その間も決して放っておくなんてことはないというような心意気だと思いますので、このまま進めていただければと思います。
その上で、次に、市民文化ホールについてに参ります。
ホールの利用に関しての相談体制としてどのような在り方が望ましいと認識されているのか、また、現在までに把握している課題について教えていただけますでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(石黒幸人) 市民文化ホールART CUBESにつきましては、利用に当たり、文化芸術に対する市民の皆様の意欲に寄り添い、実現に向けて積極的に手を差し伸べる相談体制が基本であるものと考えております。
オープン後間もないということもあって、様々な問合せをいただいており、早い段階からの打合せなどについて行き届かない部分がまだあるものと認識をしております。
今後、問合せとその対応を蓄積していく中でQAとしてまとめて公表するなど、円滑な対応に向けた環境を整えてまいりたいと考えてございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) 私は、多分ART CUBESに一番近いところに住んでいるのではないかなというふうに思うのですけれども、ちょこまか利用させていただいておりまして、自分が関係していますフェス、活性の火でも今回使わせていただく予定でおりまして、その上で打合せの中でなかなか大変なところもあったのですけれども、市民生活部さんのお力添えもいただいて、一歩一歩というふうに進んでいるところです。
やはりオープンして間もない段階だと、不満であったりですとか、今まで、昔はこうだった、これはどうなのだというところのいろいろな声が出てくるのかなと思うのですけれども、ただ、それを拾いながら、やはりきれいで美しい在り方というのを目指していくというところが一番重要なのではないかなと思っているところでございます。
さて、今後、興行であったりホール利用をしていく人たちが必要となる行政手続であったり物品資機材等の手配に関して、こんなのはどうですかと逆提案してくれるようなコンシェルジュ的な寄り添いというのはできないものなのでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(石黒幸人) ART CUBESでは、日常的な市民利用から多くの来場者が想定される大規模イベントまで、あらゆるニーズに合わせた対応が必要であるものと認識をしております。
利用申請などの手続や必要な備品や資材などについても、事例にもよりますが、高い専門性を備えた組織体制を構築し、可能な限り利用者に寄り添った丁寧な対応を行う必要があるものと考えてございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
寄り添いが必要だという御認識、承知しました。
それでは、市民文化ホールの駐車場、これは今、何台収容できるのでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(石黒幸人) 現在の駐車可能台数は367台で、うち車椅子利用者用が7台、バイク用が8台分となってございます。また、駐輪場につきましては自転車100台分となっております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
大型イベントが市民文化ホールの中で2つ同時開催となったような場合について、どんな課題を把握していて、それへの対応としてはどんなふうなものが望ましいと認識されているのか教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(石黒幸人) ART CUBESで大型イベントが同時に開催される場合は、企画の内容や規模、時間帯にもよりますが、駐車スペースの確保が課題であると認識をしております。
これらの課題の解消に向けましては、令和9年4月の第2駐車場の供用開始による駐車スペースの確保のほか、周辺駐車場の情報提供や双方の主催者との事前協議も重要であるものと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
この質問に至った背景としまして、実は活性の火としおさいコンサートがぶつかってしまいまして、駐車場をどうしようという問題が出たのですけれども、今、工事中の部分が開くと、また駐車場の台数というのは増えるのですけれども、ただ、あまりにも大きなイベントになると公共交通機関を使ってもらうよりほかにないのかなという部分も感じております。なので、こういうイベントをやりながら実績を通じて、より使いやすいほうにしていくということが今後、求められるのかなとは思います。
さて、ではちょっと質問の方向を変えまして、民間企業の展示会なんかで市民文化ホールを利用した実績というのはあるのか、また、今後増えてほしいと思っているのか否か、この点について教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(石黒幸人) 展示会としての利用につきましては、3月のオープンから5月までの3か月間で、じゅうたんの展示販売や手作り雑貨の展示販売会などの4件の実績がございました。
今後、多くの皆様に施設を御利用いただくためにも、各種展示会などの開催会場としてもART CUBESを御利用いただきたいと考えてございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
市民文化ホール条例の第1条に、人々の来訪や交流を促し、もってまちのにぎわいの創出という文言がありまして、その第2条3号に、市民が集う場の創出という文言がございます。ここに、サードプレイスというコンセプトを私は感じ取るわけなのですけれども、市民文化ホールに行くと、何かかにかやっているよというくらいの稼働率があると望ましいかと思うのですが、この点いかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市民生活部長。
◎市民生活部長(石黒幸人) ART CUBESは、多くの市民の皆様が日常的に立ち寄り、集い、新たな交流や創造が生まれる居心地のよい第三の居場所となることを目指しております。
このため、日常的なにぎわいと親しみやすさの創出が重要であると考えておりますので、各種団体が開催するイベント誘致や日常的な会議利用の促進、閑散期における自主事業の実施により稼働率の向上を図るとともに、エントランスやコラボスペースにおける多様なイベント等の開催などにより、サードプレイスとしての機能を充実してまいりたいと考えてございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
市民文化ホールの中に行きますと、椅子、テーブルがいっぱいありまして、午前中に行くと何か打合せをされている方であったり、夕方に行くと自習をしているような中高生の方を見かけることもあります。
さらにそこで何か展示会なんかがやっていると、またこれも面白いのかなと思っているのですけれども、それに関連して中小企業振興条例があるのですけれども、既存の企業の展示会、これを支援策を活用して、市民文化ホールの利用につなげることというのはできないものなのか教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
産業経済部長。
◎産業経済部長(小名智明) 本市では、第三者が主催する展示会等に市内事業者が出展する場合や、商店街組織が展示販売等の事業を実施する場合に、その経費の一部を補助しているところでございます。
当該補助制度につきましては、ART CUBESにおいて開催される展示会等においても活用が可能でありますことから、引き続き支援制度の周知に努め、ART CUBESの利用促進にもつながるよう取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
新たな財源確保というのはなかなか難しいことは十分承知しているので、既存の展示会の出展支援制度の要綱の見直しなんかがあってもいいのかなと思っています。生涯学習課が持っているマル活、マル学と言われる制度で、これは古い制度、古い利用料金と現行の利用料金の差を埋めるために生まれたものなのですけれども、集う場所という点において、市民文化ホールの新たな在り方は検討されてもいいのかなと思っております。これは要望にしておきます。
最後に、ゼロカーボン政策及びゼロごみ政策推進についてお尋ねいたします。
これらの政策については、市民理解の促進や意識醸成に向けた啓発事業が不可欠と思うのですけれども、市の受止めを教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
環境衛生部長。
◎環境衛生部長(清野広司) ゼロカーボンやゼロごみの推進につきましては、議員御指摘のとおり、市民への啓発が非常に重要と考えており、これまでも継続的に市内のゼロカーボンの取組を行っている企業を見学するゼロカーボン企業見学ツアーや、毎年春と秋に町内会や事業所などと実施するゼロごみの日の全市一斉大掃除など様々なイベントなどを実施してきたところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
市民や企業、団体と協働したイベント等の昨年度の実績を教えてください。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
環境衛生部長。
◎環境衛生部長(清野広司) 昨年度の実績といたしまして、企業とのコラボイベントや出前講座など計50件について、計388団体、企業と協働で開催しているところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
今年度についてはいかがでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
環境衛生部長。
◎環境衛生部長(清野広司) 今年度につきましても、様々なイベントで企業などと協働しながら啓発事業を展開しているところでございます。
現時点で決まっている具体的なイベントとしましては、8月に北海道新聞社主催による複数の市内企業と実施する、楽しく学ぼうSDGsや、ゆうふつ花火大会会場でのゼロカーボンのブースの出展などを予定しているところでございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
今後の展開に向けての課題認識なんかがあれば教えていただけますか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
環境衛生部長。
◎環境衛生部長(清野広司) 今後の展開といたしましては、ゼロカーボン、ごみの減量やリサイクル、生物多様性といった環境分野の施策をさらに一体的に展開していく必要があり、環境啓発についても例外ではなく、今後の課題であると認識をしております。
このような課題解決のための一つの取組としまして、本年10月3日には現在のJFEリサイクルプラザ苫小牧が環境学習交流施設としてリニューアルオープンをしますが、当日は企業、団体の協力も得ながら、ゼロカーボン、ごみの減量やリサイクル、生物多様性など環境課題について幅広く啓発を行い、市民の環境に対する意識醸成を図っていきたいと考えているほか、今後も楽しく学べる学習施設として積極的に活用してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) それでは最後に、昨年、民間主導で市からも後援をいただきまして、官民連携で実施した音楽フェスティバル、エコフェスにおきまして実行委員会の特別フェローをお引き受けいただきました市長なのですけれども、金澤市長からこの分野に関する意気込みを一言いただきたいと思うのですが、お願いできますでしょうか。
○議長(松井雅宏) 答弁を求めます。
市長。
◎市長(金澤俊) ゼロカーボンも併せてのお話だと思いますけれども、これはもう皆様御承知のとおり、CCSをはじめ、民間の大型のGXプロジェクトが苫小牧で展開されようとしておりますけれども、これは本当に全国的に見ても珍しい、これだけのものが集積をして展開されようというのは非常に珍しいものだと思っておりますし、だからこそ、これをしっかりと進むように我々も行政としてバックアップをしていきたいというふうに思っております。
やはり環境という意味では、ごみについてもゼロごみの取組もこれからまだまだ進めていかなければいけないと思っておりまして、子供たちといろいろと会話する機会が昨年度もございましたが、やはりもっとクリーンな、ごみの少ないきれいな町を実現できないのかということは、もう多くの子供たちから投げかけられておりまして、これは苫小牧は方々から車で、トラックも含めて来られる方が多いと思いますから、市民のみならず、苫小牧に訪れる皆さん全てに、このクリーンな町を維持するための意識醸成を図っていくことが大事だと思っております。
ですから民生部門、あるいは産業を含めて、市全体にその意識醸成をどう及ぼしていくかと、これは本当に時間がかかるかもしれませんけれども、飽くなきテーマとしてチャレンジを続けていくべきものと考えております。
○議長(松井雅宏) 志方光徳議員。
◆1番議員(志方光徳) ありがとうございます。
私が今回質問しました内容は、ほとんど苫小牧市が行政だけではなく市民とどう向き合っていくのか、よい町を市民とともに、行政と一緒に動いてつくっていくというところが非常に重要になるのだなというところを感じ取っていただければなというような内容で構成しております。
これにて私の質問は終わります。どうもありがとうございます。
○議長(松井雅宏) 以上で、志方光徳議員の一般質問は終了いたしました。
